やってみっか奔舎の創業ストーリー

竹をチップにしてみた

テーマ:起業したきっかけ

 次に大量に切り出されることになる竹をどうするかを考えました。そして,チップ化してこれを竹林内に戻したり,農業用に使ってはどうかと考えました。そうすれば竹の養分でいいタケノコが採れたり,土壌改良に役立っておいしい野菜が採れたりするのではないかと思ったのです。  そこで善は急げとばかりにネットで粉砕機を買って竹のチップ化に挑戦。しかし,隣のじいちゃんがビックリして駆けつけてくるほどドでかい音がする割にはなかなか仕事がはかどりませんでした。1日やって写真ほどのチップしかできない。竹を力づくで押し込む必要があり,体力的にもきつい。どう考えてもこれは現実的ではないという結論になりました。粉砕機は6万円ほどしましたので,高い授業料となってしまいました。メイドインチャイナには注意しなければならないとも強く思いました。  その後調べてみたら,50万ほど出せば日本製で現実的に使えそうな粉砕機があると分かりましたが,予算の都合上とても手が出ませんでした。

最終更新日:2017-11-07 22:18:06

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やってみっか奔舎の創業ストーリー一覧

マルシェで竹炭を売る ーやがて起業へー

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 2015年3月,地元の宮城県加美町で手づくり市(加美マルシェ)が開かれたので,思い切って竹炭を展示し,販売してみました。すると,必ずしも多くはありませんでしたが,そこそこ売れたのです。  「竹炭は… 続きを読む
それでも竹林はまだジャングル

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 竹炭の焼き方(の初歩)を覚えた頃の竹林の状況です。  枯れた竹はだいたい燃やしたものの,竹林はジャングル状態のまま。依然として中に立ち入ることすら難しかったのです。  これまで何百本もの竹を… 続きを読む
薪ストーブを使ってみる

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 こんなふうに竹炭を作って楽しんでいるうち,どうも焚火では安定して良い炭ができないと思うようになりました。あれこれと試行錯誤を続けてたどり着いた結論は「加熱が不安定」ということ。焚火の中での製炭だと,… 続きを読む
初めて竹炭を焼く

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ひたすら竹を焼く

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 竹のチップ化がどうもうまくいかないとなれば,後はただ不要な竹を燃やすだけです。雨の降らない日は朝から晩まで燃やし続けました。チップ化とは大違いでどんどんさばけますが,それにしても終わりが見えないくら… 続きを読む

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