やってみっか奔舎の創業ストーリー
それでも竹林はまだジャングル
テーマ:起業したきっかけ
竹炭の焼き方(の初歩)を覚えた頃の竹林の状況です。 枯れた竹はだいたい燃やしたものの,竹林はジャングル状態のまま。依然として中に立ち入ることすら難しかったのです。 これまで何百本もの竹を燃やしましたが,それをフイにするようなことが起きます。 そうです。春になると次々とタケノコが生えてくるのです。そして3か月ほどで一人前の竹になってしまう。 記録を取ってみると,毎年約千本ものタケノコが生えてきます。これでは毎年千本燃やしてもジャングル状態は変わらないということになります。目まいがしそうになります。 それでも,どう考えてもこれはやるしかありません。 そこで,新しく生えてきたタケノコのうち,そのまま成育させてよいものを選び(残りは食べたり人にあげたり蹴飛ばして折ったりして),それにテープを貼って新しい竹だと分かるようにしました。竹は5年ほどで成長のピークを迎えるそうですから,5年以降に切る竹ということでもあります。それまではテープの貼っていない竹を切り出す作戦です。 なお,テープには生えてきた年を記載します。 こんなことをしながら,竹林整備の覚悟を新たにしつつも,竹林を適正に管理していくことは本当に大変なことだと身に染みて思ったのでした。
最終更新日:2017-11-13 22:49:05