「日本一清潔な竹炭」のできるまで(13)
竹炭を水洗いしているところです。水洗いすることで効能等が損なわれる園芸用の竹炭などを除き,すべて3回以上水洗いしています。これによって竹炭をカットした際に着く炭粉と圧縮空気では除けなかった炭粉などを取り除きます。これで手で触っても黒くならない竹炭となります。
「そんなことまでする必要ないんじゃないの?」という方がいます。確かにそうかもしれません。市販されている竹炭のほとんどは水洗いなどしていないからです。でも私はしたいのです。
水の分子は吸着力がすごいのだそうで,その力が洗浄力の強さになっていると聞きます。炭を実際に洗ってみてそれを実感します。見た目がきれいになるだけじゃなくて,より清潔になった感じがするのです。それが気に入っています。
それから,竹炭を袋などに入れて製品に出す際も,水洗いしたものはきれいです。不織布に入れた消臭用竹炭やポット用竹炭についても,細かい不織布の網目から炭粉が漏れることが防げるのでうれしいのです(ほんの少しは出ますが)。そんなこともあって,この3回以上の水洗いをやめる気にはなれません。
最終更新日:2017-12-03 22:22:09
以上のような工程を経て「日本一清潔な竹炭」の出来上がりです。①汚れた竹は使わず,②密閉空間の外から加熱して製炭し,③製炭後は圧縮空気を吹きかけてきれいにし,④3回以上水洗いして,⑤専用の乾燥機で乾燥…
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