やってみっか奔舎のノウハウ
「日本一清潔な竹炭」のできるまで(12)
焼けた竹炭をディスクグラインダーでカットしているところです。右側がまだカットしていない竹炭で,左側がカット済みのものです。 このカッティングの前には,エアコンプレッサーで竹炭一枚一枚に圧縮空気を吹きかけ,炭粉などを吹き飛ばしています。「日本一清潔」にするための大事な工程だと思っています。そしてこのカッティングも,竹炭のきれいな部分とそうでない部分の切り分けという目的があります。きれいなものは炊飯とか浄水などの飲食用に使い,あまりきれいでないものは園芸用竹炭として使うという具合に分けられるようにしているのです。 私が作る竹炭は私自身も使います。汚い竹炭を使って炊いた竹炭ご飯は食べる気がしませんし,水道水をそんな竹炭で浄水してもおいしいとは感じません。科学的には問題ないにしても何か嫌なのです。家族にも当然使わせたくありません。それはお客様に対してだってそうです。自分が使って嫌なものは売らない。黙っていれば分からないことかもしれませんが,そんなことをしたくはありません。 だから,「日本一清潔な竹炭」とは,まず私自身のたのこだわりから出発したものなのです。
最終更新日:2017-12-02 21:06:56