「日本一清潔な竹炭」のできるまで(4)
竹を割ったら,これを製炭用の容器などに入れます。写真は羽釜に入れた時のものです。
羽釜というのはご飯を炊くためのもので,これに竹を入れて薪ストーブで過熱するわけですから(中には水が入っていませんから),当然空焚き状態になるわけです。結果,羽釜を痛め,何度もやっていると,やがて穴が開いてしまいます。ちなみにアルミ製の羽釜は2~3度で溶け落ちてしまいます。アルミは700度位で溶ける金属だということは失敗した後で知りました。その後は鉄製の羽釜をヤフオクで安く手に入れて焼くようにしたら寿命は延びましたが,やはり鉄の酸化・劣化が激しく10回は持ちませんでした。なので,遊ぶ程度であればいいのですが,本格的にやろうと思ったら羽釜は適当な容器とは言えません。
最終更新日:2017-11-24 21:17:46
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