(有)マーヴェリックのノウハウ
「ビジネス英語」基礎の基礎 vol.3
◆海外からのゲストをアテンドしよう! 最後に実際に対面してのコミュニケーションについても簡単に押さえておきましょう。アテンドとは海外から来日するビジネス相手を自社オフィスや工場に案内し自分の会社を紹介することです。実際に面と向かってのコミュニケーションになるわけですのでより密なコンタクトが必要となります。同時にあなたの相手を思う気遣いや思いやりが大きな効果を持ちます。求められるのは単なる流暢さよりホスピタリティでしょう。まず空港にゲストを迎えに行ったらできるだけ早く相手にリラックスしてもらいたいものですよね。自分の名前を名乗った後は「How was your flight?」(空の旅はいかかでしたか?)「You must be tired. I’ll take your luggage.」(お疲れでしょう。お荷物をお持ちします)などと声をかけます。「I’d like to escort you to our office. There’s a car waiting for us.」(私どもの社にご案内しましょう。車を待たせてあります)と言って相手を誘導します。会社に到着したら自社の紹介を始めます。「We’ll show you a film about our company.」(わが社についてのフィルムをご覧ください)「This is our company brochure.」(こちらが当社のパンフレットです)このようにあらかじめ英文で書かれた資料を用意しておくといいですね。簡単な会社紹介の表現を取り上げましょう。「Our company was established in nineteen sixty.」(わが社は1960年に創立されました)「We import and sell computer software.」(当社はコンピューターソフトの輸入・販売をしております)「Do you have any questions about our company?」(当社に関して何か質問はございますか?) 以上、電話そしてアテンドと様々なビジネスの現場での英語によるやり取りについて見てきましたがいかがだったでしょうか。ひとつひとつの単語はどれも中学生の頃に習った易しい単語ですよね。難しい単語を使うことが大切なことではありません。自分の言いたいことを分かりやすく相手に伝え、それに対するレスポンスを正確に理解することが求められます。怖がらないで自信を持って(もちろん少々の準備は必要ですが)英語でのコミュニケーションを楽しんでいって下さい。少々たどたどしかろうが、スピードが遅かろうが、一番大事なのはあなたの誠実な人間性です。たとえ異なる言語と言う垣根があったとしてもそれだけはしっかり伝わるはずです。勇気をもってチャレンジしていってください。 「Never mind!」
最終更新日:2018-06-21 19:04:48