剪定屋空 のブログ
なぜ昔の人は里山の大木を切らなかったのか—科学が証明した菌根菌ネットワーク
里山の仕事をしていると、集落の近くに必ず大きな木が残っています。神社の境内のスギ、田んぼの脇の大きなコナラ、水辺のケヤキ。その多くは人が意図的に切らずに残してきた木です。なぜ残したのか。昔の人には答えを聞けませんが、いまの科学がその理由を少しずつ明らかにしています。 里山の大木は切ってはならないという伝承 各地の集落には、大木を切ると祟りがあるという言い伝えが残っています。神木、御神木として保護されてきた木は日本中にあります。これは迷信ではなく、長い観察のなかで得られた生態学的知恵が信仰のかたちをとったものだと、いまの研究者は考えています。 大木を切ると水が涸れる、という言い伝えもあります。実際、根が深く張った大木は土壌を保持し、雨水を地下に導く機能を持ちます。これは現代の水文学が裏付けていることです。 【現場からのポイント】 ・1997年、カナダの森林生態学者スザンヌ・シマードはネイチャー誌に論文を発表しました。ダグラスモミの木々が、土壌の菌類(外生菌根菌)を介して炭素を互いに移送して ・このネットワークは後にウッドワイドウェブ(wood wide web)と呼ばれるようになりました。菌根菌は木の根に共生しながら広大な地下ネットワークを形成し、木 ・シマードの研究で特に注目されたのは、親木(マザーツリー)の役割です。大きな老木は菌根菌ネットワークの中心ハブとして機能し、周囲の若い木や実生に優先的に栄養を送る 続きはこちら https://www.senteiyasora.com/post/%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%98%94%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%81%AF%E9%87%8C%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%A4%A7%E6%9C%A8%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%8C%E8%A8%BC%E6%98%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E8%8F%8C%E6%A0%B9%E8%8F%8C%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF 今日も三重県のお庭に剪定屋空 https://www.senteiyasora.com
最終更新日:2026-06-13 06:06:15






