Domaine des Tengeijisの創業ストーリー
ドメーヌ・デ・テンゲイジの強み
テーマ:会社の強みとこれから強くしたいところ
ドメーヌ・デ・テンゲイジは3つの強みを持っています。 1.ブドウの栽培技術 2.ワインの醸造技術 3.ワインの販売技術 近年、新規参入ワイナリーが多く見られますが、上記の3つの強みを全て揃えている新規ワイナリーは数少ないのが現状です。 今回は、3.ワインの販売技術について弊社の取り組みをご紹介します。 日本において新しいワイナリーモデル(右図)を提唱し、国内ワインビジネスに新しい風を吹かせたいと考えています。 従来のワイナリーモデル(左図)ですと、ブドウは地域の農家から買い取るのが一般的です。 (自社農園を持っているワイナリーも多くありますが、そのワイナリーのワイン生産量に比べると僅かな量しかブドウを作っていないことが多いです。) 山梨県内では「くずブドウ」からぶどう酒を作っていたという風習が、少なからず残っています。 「良いワインは良いブドウから」とよく言われますが、買い取るブドウの品質にバラつきがあれば、ワインの品質は安定しないと言えます。 そして、瓶詰されたワインの管理、すなわち「在庫管理」「受注・発送」はワイナリースタッフが担っています。 さらに土日には「売店」で、いつ来るか分からない客を待ち、ワインを買うか分からない客に対してサービスしているのです。 弊社は「在庫管理」「受注・発送」「売店」に費やす時間、人件費、ハード面においてコストカットを行い、生産者は商品の品質に大きく関わる「ブドウ栽培」「ワイン醸造」「瓶詰」に向き合う時間が必要だと考えています。 そうすることで、高品質のワインが生産できると考えています。 ちなみに、資金力のある大手ワイナリーはそれぞれの部門が分業されており、各々エキスパートが人員配置されています。 家族経営や小規模ワイナリーではそういうわけにはいきません。 弊社はワイン輸入業者と提携することで、日本の新しいワイナリーモデル(右図)を構築していきます。 このモデルのメリットを以下にまとめます。 1.「在庫管理」「受注・発送」「売店」にかかるコストを削減できる。 2.ワイン輸入業者の販売ルートを活用できる。 3.マーケティング・ブランディングはインポーターと協働して行える。 4.高品質のワイン生産が可能となる。 5.売り先を確保できているので資金調達が行いやすい。 6.商品を早く現金化できる。 日本において海外ワインの流通ルートは確立されています。 ワイン輸入業者は、品質管理を行うために温度管理された倉庫、流通ルートを持っています。 そして、全国に販売ルートも持っているのです。 「海外ワインの流通」×「日本ワイン」でイノベーションを起こします。 ワイナリーの立ち上げを考えたときに、初期投資が大きいわりに現金回収できるのが数年先となります。 新しいワイナリーモデルでは初期投資・ランニングコストを極力減らし、早く現金化することで安定したワイナリー経営を実現できると考えています。 将来、このワイナリーモデルが日本ワインのスタンダードになると確信しています!
最終更新日:2018-04-03 21:58:36