剪定屋空 のブログ
人が作った庭が、いつか生き物の最後の砦になる
三重県で庭の仕事をしていると、毎年感じることがあります。鳥の種類が減っているということです。シジュウカラは来るが、ホオジロはめったに見ない。モズが縄張りを張っていた場所に建物が建った。お庭をお預かりするたびに、この庭は今どんな生き物の居場所になっているだろうと考えます。 都市化が進むほど、庭の価値は上がる 日本の市街化区域面積は、この50年で大きく広がりました。田んぼ、雑木林、草地——こうした生き物の生息地が、舗装と建物に変わっていきました。行き場を失った昆虫、鳥、小型哺乳類は、今や都市公園と個人の庭だけを頼りにしている場合があります。 都市生態学の研究では、個人の庭を総面積として見ると都市緑地の大きな割合を占めることが示されています。英国の調査では、都市部の緑地の約3割が民有の庭でした。日本でも同様の構造があると考えられており、庭の一枚一枚が、生物多様性を支える最後の砦になりつつあります。 【現場からのポイント】 ・昆虫は植物の葉を食べます。鳥は昆虫を食べます。鳥を呼びたいなら、昆虫が来る庭にする必要があります。昆虫が来る庭にするためには、昆虫が利用できる植物が必要です。 ・アメリカの生態学者ダグラス・タラミーの研究では、在来種のコナラ類は500種以上の鱗翅類の幼虫が利用するのに対し、外来の観賞樹木はほとんど利用されないことがわかり ・三重県北中部に自生するコナラ、クヌギ、エノキ、ヤマザクラは、この地域の昆虫が何万年もかけて関係を築いてきた植物です。一方で外来の観賞樹木は昆虫にとって見知らぬ植 続きはこちら https://www.senteiyasora.com/post/%E4%BA%BA%E3%81%8C%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%BA%AD%E3%81%8C%E3%80%81%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%8B%E7%94%9F%E3%81%8D%E7%89%A9%E3%81%AE%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E7%A0%A6%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B 今日も三重県のお庭に剪定屋空 https://www.senteiyasora.com
最終更新日:2026-05-30 06:05:14






