剪定屋空 のブログ
倒れた桜を諦めない。ひこばえで命を繋ぐ — 四日市市 尾上別荘 5月の庭管理
5月の尾上別荘は、深い緑影の中にありました。カシやモミジが茂る庭に足を踏み入れると、木々の重なりが空の光を細かく砕いて落としていて、初夏の清々しさを感じる朝でした。その日、庭のひと隅にたどり着いたとき、倒れた桜の姿がありました。 嵐のせいか、あるいは積み重なってきた疲れのせいか、桜の幹は地面に横たわっていました。 でも、根元をよく見ると、まだ地面と繋がっている部分がありました。諦めるには、少し早い。 根が生きていれば、桜にはまだ可能性があります。倒れた幹を完全に除去するのではなく、根元のひこばえに切り替えることで、命を次の形で繋ぐことができます。切ることが目的ではなく、残せるものを残すことが目的です。チェーンソーで幹を丁寧に処理し、ひこばえが育つ環境を整えました。 【現場からのポイント】 ・桜は強い木です。根さえ生きていれば、ひこばえから芽を吹き出し、やがて樹形を取り戻していきます。尾上別荘の庭には126年の時間が刻まれています。今日の一本の桜が、 ・倒木の処置を終えてから、庭全体を見て回りました。126年を生きてきた庭木には、それぞれに個性と癖があります。どこが気になるのか、どこが伸びすぎているのか、木を見 ・剪定が終わると、除草に入ります。砂利エリア、竹垣の沿い、サツキの通路と、場所によって草の生え方も異なります。道具を使えるところは使い、手しか入れられないところは 続きはこちら https://www.senteiyasora.com/post/yokkaichi-onoe-sakura-hikobae-garden-2026-05 今日も三重県のお庭に剪定屋空 https://www.senteiyasora.com
最終更新日:2026-06-03 06:05:19






