株式会社縁とユカリの創業ストーリー
身近で感じた大きな課題
テーマ:起業したきっかけ
地方公務員を定年退職した母は、第2の人生の選択として、昔から好きだった山が見渡せる山梨県北杜市に移住をすることとなりました。 移住先では、周辺の地元の皆さんとコミュニティーを築くことにより、凄く生き生きとして、高齢だと感じさせないくらい、アクティブに活動していました。しかし、今年に入りある病気が発覚し、急遽東京の病院に通うことになりました。もちろん、病気が原因ということもあると思いますが、日々元気がなくなっていく母を見て、なぜそうなってしまたのだろう、どうにかできないのか、と考えるようになりました。 母にとっての、北杜市にあって東京にはないものは何か。近所の方の畑やお店の手伝い、周辺の方々と色々な所に遊びに行くこと、季節の移ろいを感じられる自然豊かな環境、何かあった時には常にお互いに支えられるコミュニティ、母の活力・生きがいはそういったものに支えられていたのではないかと思いました。 この「働く」「楽しむ」「学ぶ」「助け合う」こと、これらを何らかの形で表現することはできないか、これが「高齢者」を対象とした、本ビジネスを立ち上げたきっかけです。 近い将来、社会の中心となる「高齢者」が、“よりよく生きる”ための一翼を担うべく、「高齢化社会」に対する取り組みを使命とし、我々は、 2020年8月に『株式会社 縁とユカリ』を設立しました。
最終更新日:2020-10-05 22:35:41